REACH規則第32次SVHC追加候補6物質に対応した分析サービス開始のご案内

2024年12月13日

2024年8月30日、ECHA(欧州化学品庁)によりREACH規則第32次SVHC候補として下記6物質が公開されました。2024年10月14日にパブリックコンサルテーション(意見募集)が締め切られており、パブリックコンサルテーションの内容の検討などが行われた後、加盟国の投票により6物質の中からSVHCリスト(Candidate List)に追加される物質/物質群が最終決定される予定です。

 

SGSジャパンでは下記6物質を含めた、計248物質のスクリーニング分析サービスを2025年1月10日サンプル受付分より開始いたします。

*SVHC指定物質は、REACH規則第33条で規定されるサプライチェーンに沿った情報伝達義務および廃棄物枠組み指令(WFD)第9条で規定されるSCIPデータベースへの通知義務が生じます。

 

【SVHC第32次追加候補物質対応サービス】※日本語・英語レポート対応

  • SVHC 第1-32次 242+6物質 スクリーニング分析:必要サンプル量 25g/sample
  • SVHC 第32次 6物質 スクリーニング分析:必要サンプル量 5g/sample

 

【SVHCに追加された6物質リスト(ECHA公表内容より抜粋)】

物質/物質群 CAS番号 
6-[(C10-C13)-alkyl-(branched, unsaturated)-2,5-dioxopyrrolidin-1-yl]hexanoic acid 2156592-54-8
O,O,O-triphenyl phosphorothioate 597-82-0
Octamethyltrisiloxane 107-51-7
Perfluamine 338-83-0
Reaction mass of: triphenylthiophosphate and tertiary butylated phenyl derivatives 192268-65-8
Tris(4-nonylphenyl, branched and linear) phosphite -

 

※REACH SVHCとは、REACH規則における認可対象物質の候補として指定される高懸念物質(Substance of Very High Concern)の略語です。

「発がん性」「変異原性」「生殖毒性」「難分解性・生物蓄積性」などを有することが懸念される物質/物質群となります。

毎年、年2回程度の頻度で追加候補物質/物質群が挙げられ、パブリックコンサルテーション(意見募集)を通じてSVHCに追加されます。

 

本件詳細はお問合せフォームよりご連絡ください。