RoHS分析
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RoHS指令とは、電気・電子機器に含まれる有害物質の使用を制限し、人の健康や環境の保護に貢献することを目的とし、廃電子機器の環境に配慮した回収・廃棄を含む規則を定めたものです。
EU市場では電気・電子機器にRoHS指令に適合することが求められ、EU以外の地域でもRoHS指令に類似した規制が存在します。SGSは世界で数多くのRoHS分析の実績を持つ分析機関として、RoHS分析サービスを提供します。
EU RoHS指令概要
EU圏における、人間や環境に影響を与えないように電気・電子機器について有害物質の使用を制限することを目的とした指令です。2003年にRoHS指令(Directive: 2002/95/EC)が公布され、2011年には改正RoHS指令(Directive(EU)2011/65)が公布されました。
対象物質
| 対象物質名 | 閾値 |
| 鉛(Pb) | 1000ppm |
| カドミウム(Cd) | 100ppm |
| 水銀(Hg) | 1000ppm |
| 六価クロム(Cr(VI)) | 1000ppm |
| 臭素系難燃剤(PBB, PBDE) | 1000ppm |
|
フタル酸エステル類(BBP, DBP, DEHP, DIBP) |
1000ppm |
RoHS分析サービス
SGSジャパンは公定法(IEC 62321)に基づく各物質の精密分析をはじめ、RoHS対象物質の各種分析サービスを提供しています。
国内外の豊富な経験と実績により、SGSのRoHS分析報告書は多くのメーカー様からの信頼を得ています。
精密分析
IEC 62321に準拠した、規制対象物質の精密分析サービスを提供しています。
液体・粉体・成形品(金属、樹脂、複合材料、表面処理品など)など、サンプルの材質や性状に合わせた適切な対応により、信頼性の高い分析報告を行ないます。
まずはサンプル情報をご提供いただいたうえでご相談ください。
スクリーニング分析
重金属類(Pb, Cd, Hg, Cr, Br)の蛍光X線分析に加えて、熱分解GC/MSによるフタル酸エステル類のスクリーニング分析も提供しています。
調査対象の部品・材料が多く、含有有無の簡易的な判定を短期間で行う必要がある場合などに有効な分析サービスです。
※含有判定となったサンプルの正確な含有量の把握には精密分析サービスをご利用ください。
完成品・コンポーネント分析
RoHS指令では均質材料毎の規制物質の含有量の把握が要求されています。
完成品やコンポーネントを購入される際、購入先企業から正確な含有情報が得られなかったり、お客様企業での受入れのための品質検証が必要な場合など、対象製品・コンポーネントを機械的に分離可能なレベルに分解して分析を行なうサービスです。
UAE RoHSなどの認証手続きにおいて、ISO17025認定試験所の第三者による分析報告書の提出が要求される場合にも、SGSの完成品・コンポーネント分析報告書のご利用が可能です。
RoHS適用除外(6シリーズ)検証分析
2025年11月21日にRoHS指令付属書Ⅲ 合金中の鉛の含有時の適用除外 6(a)-6(c)の改正に関する法令(Directive(EU)2025/2364)が公布されました。
この中で、6(a)-6(c)共通で以下の要件が追加され、2026年7月1日から適用開始となります。この免除要件は、電気製品またはそのアクセス可能な部分が、正常または予見可能な使用条件下で子どもが口に入れられる場合、コンシューマ向け電気製品には適用されません。ただし、以下の両方が証明できる場合には、この免除要件が適用されます。
・コーティング有無に関わらず、アクセス可能な部品からの鉛放出量が0.05 μg/g/hを超えないこと
・コーティング部に関して、当該部位が正常または合理的に予見可能な条件下での使用において少なくとも2年間、上記の放出量を超えないことを保証可能な十分なコーティングであること
SGSジャパンでは、この要件への適合性を検証するための鉛溶出分析サービスを提供しています。
・分析規格:EN 16711-3
・下限値:0.025 μg/㎝2/h
EU以外のRoHS指令
EU以外でも類似の規制を行っている国・地域があり、海外市場で販売される電気・電子機器では適合性が求められています。
国・地域の一例
EU圏以外の国・地域においても、EU RoHSに類似した規制が存在します。対象物質や対象製品カテゴリなど、国・地域によって規制内容が異なりますので、自社製品への規制内容を各国・地域において把握する必要があります。
| 地域 | 国名等 |
| 欧州 |
EU加盟国および相互協定締結国、英国(UK)、ユーラシア経済連合(EAEU)等 |
| アジア |
中国、台湾、韓国等 |
| 中東 | アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア等 |
上記以外にも、各種産業団体や地方(米国州法など)による独自規制も存在しています。
RoHS関連サービス
SGSジャパンでは、RoHS分析以外にも各国・地域のRoHS適合支援に関するサービスを提供しています。
SGSを選ぶメリット
- SGSグループは、世界最大級の第三者検査・検証・試験・認証機関として、トップクラスの経験・実績・品質に基づいたサービスを提供しています。
- グローバルネットワークを活かして各国・地域の環境トレンドへの対応を支援します。
- 国内外のラボはISO/IEC17025:2017に基づく試験所認定を取得しており、分析品質には問題ありません。
- IEC TC111 WG3にてIEC 62321規格作成に取り組む専門家が在籍し、分析および化学物質管理へのアドバイザリーによる支援も可能です。
サービスご利用の流れ
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よくあるご質問
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お問い合わせ
SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity 化学物質管理
TEL:050-1780-7881
