医療機器 認証・試験

 医療機器に対する認証とは? 
厚生労働大臣が基準を定めて指定する高度管理医療機器、管理医療機器又は体外診断用医薬品(「指定高度管理医療機器等」という。)を製造販売する場合には、品目ごとに厚生労働大臣の登録を受けた者(「登録認証機関」)の認証(「第三者認証」)を受ける必要があります。
 

 認証に必要な対応 
製品安全部では、認証に必要な医用電気機器及び体外診断用医療機器の規格対応に、厳正かつ質の高い評価・試験サービスを提供します。ISO/IEC 17025の適用範囲に含まれている規格への適合を示す試験レポートにはILACロゴを付与することも可能です。
*ISO/IEC 17025・・・試験所及び校正機関の能力に関する国際標準規格
 

 対応規格の一例 

  • IEC 60601-1(医用電気機器 通則)
  • IEC 60601-2-18(内視鏡機器)
  • IEC 60601-2-37(医用超音波診断装置及びモニタ機器)
  • IEC 60601-2-40(筋電計及び誘発反応機器)
  • IEC 80601-2-30(非観血式電子血圧計)
  • IEC 61010-1(制御用及び試験室用電気機器)
  • IEC 61010-2-101(体外診断用医療機器)
  • 各種JIS/EN/UL規格についても対応可能
     

 EMC試験(IEC 60601-1-2:2014*第4版/JIS T 0601-1-2:2018)対応 
IEC 60601-1-2は、医用電気機器の電波妨害に対する規格であり、最新の第4版(2014)は、第3版(2007)から内容が大幅に変更されました。欧米では2019年1月1日から適用開始されており、日本国内でも2018年3月1日にJIS T 0601-1-2:2018が発行され、2023年3月1日までの移行対応が求められています。
試験の実施はもとより、テストプラン、リスクマネジメントのご相談も含め、全面的にサポートします。
 

 業務プロセス 

 STEP 1  打ち合わせ

ご要望を確認し、今後の方針を検討

 STEP 2  見積書の発行

打合せの内容に基づき、価格、試験納期等を提示

 STEP 3  評価・試験実施

経験豊富なエンジニアによる、厳正かつ質の高い評価・試験を実施

 STEP 4  結果報告
 

グローバルな要求にも効力のあるSGSのテストレポートにて結果を報告


※試験完了後、薬機認証申請をご希望の方は、弊社 医療機器認証部で認証サービスのご案内が可能です。併せてご依頼ください。


認証申請が初めての方から、多数の認証申請が必要となる方まで、経験豊富なSGSでサポートいたします。ぜひご相談ください。

SGSを選ぶメリット

  • 世界最大級の第三者認証機関であるSGSが有する経験豊富なエンジニアが製品安全・EMCともに貴社の規格適合をサポートします。
  • 医療機器認証部との連携で、認証申請までトータルでサポートすることが可能です。

サービスご利用の流れ

 STEP 1  サービスお問合せ

まずはお問い合わせフォームからご連絡ください。ノウハウを持つセールスより連絡いたします。
※お問合せフォームからのご連絡後はメールにて対応いたします。

 STEP 2  お打ち合わせ

お打合せの中で、ご依頼内容と貴社の状況やご要望をヒアリングし、詳細条件を確認いたします。

 STEP 3  見積書の発行

SGSでの対応工数を検討し、営業から見積書の提示&納期を連絡いたします。

 STEP 4  業務のご依頼
 

貴社所定の書式、または弊社書式にてご発注をお願いいたします。
※ご発注に際し、契約の締結が必要になる場合はご相談ください。

よくあるご質問

Q. 申し込み時に準備した方が良いものはありますか?
A. お申込みの際は見積依頼書と合わせて製品資料(製品マニュアル、電気回路図、構成部品表)をご準備ください。
 

Q. ラボ試験可能な装置の条件はありますか?
A. 対象となる規格と、装置の形状(大きさと重量)によります。個別にご相談ください。
 

Q. 装置実機や図面が無くても審査は可能ですか?
A. どちらも審査には必須となります。ですが、実機や図面のいずれかがあれば、事前審査という形で簡易的なものは対応可能です。


Q. 認証や規格適合に関して、資料類の作成代行はお願いできますか?
A. 申し訳ありません、ドキュメント作成代行は行っておりません。

お問い合わせ

SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity 製品安全部
TEL:050-1780-7877