揮発性有機化合物 - VOC試験
自動車内装品等に対して、各OEM規格およびISO, VDA, GB等の規格に基づいた試験を提供いたします。
VOC試験とは
VOCとは有機性揮発化合物(Volatile Organic Compound)のことで、環境中に放出されると健康被害などを引き起こす物質の総称です。車両の室内は密閉されていることが多く、温度が上がりやすいため、VOC濃度が高くなりかねません。
SGSでは、車室内で使用される部品や材料をメインに、VOCがどれだけ含まれているかの試験を行います。 試験を行う試験所は各自動車メーカー様の確認を頂いている試験所であり、高い精度で試験が可能ですので、安心してご依頼いただけます。
VOC試験対象と試験方法
試験対象には、完成車両、部品、材料、副資材などがあります。SGSでは樹脂ペレット・接着剤から大型バスまで試験を行うことが可能です。
試験方法にはチャンバー法とバッグ法があり、チャンバー法ではマイクロチャンバーから実車チャンバーまで取り揃えているほか、バッグ法では10Lから2,000Lまでのバッグを用いて試験を行います。
各自動車メーカー様が要求する試験規格や、ISO、VDAなどの公定試験にも対応しております。自動車メーカー様とはクロスチェックを重ねることで、常に試験所の品質を担保しております。
また、VOC試験とともにご依頼の多いフォギング試験にも対応しております。詳細は別途お問い合わせください。
SGSを選ぶメリット
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SGSの試験所は各自動車メーカー様から認定を受けているため、自動車メーカー様が保証した精度の試験を実施することができます。
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世界の複数の拠点で試験が実施であり、お客様のご要望に応じて試験を実施することはできます。どの拠点で試験を行っても、その精度は保証されます。
よくあるご質問
Q. 試験に必要なサンプル量はどれほどですか?
A. 規格ごとに定められております。随時お問合せください。
Q. 試験にかかる期間はどれほどですか?
A. 試験規格によりますが、おおむね2週間~6週間前後となります。
Q. 適用する試験規格が分からないのですが?
A. SGSから適切な試験を提案いたします。詳細は別途お問い合わせください。
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お問い合わせ
SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity 化学物質管理
TEL:050-1780-7881