SGS 食品への意図的な異物混入防御のための物理的対応評価サービス(SGS-C-PPIC)

国内外問わず食品への異物混入は消費者および社会の関心事項となっています。
特に、悪意を持った者による意図的な異物混入を防止するためにセキュリティレベルを上げることは、喫緊かつ重要な課題となってきています。
悪意を持った者による意図的な食品への異物混入行為を防止するためには、脆弱性評価を踏まえて従事者の管理および力量を担保し、また外部からの侵入の監視・防止にも注意を払う必要があります。

 

「SGS 食品への意図的な異物混入防御のための物理的対応評価サービス」は、以下の設置状況およびオペレーション状況について、SGSが評価スキームに基づいて物理的対応を評価するために策定しました。

  • 全般
  • 監視カメラ
  • 人の出入管理
  • 車両の出入管理
  • 機械警備
  • その他

 

 基準/認証スキーム 
「SGS 食品への意図的な異物混入防御のための物理的対応評価サービス」の基準および認証スキームは、以下をご参照ください。※評価サービスプロセスの下にPDFがあります

  • SGS 食品への意図的な異物混入防御のための物理的対応基準(SGS-C-PPIC)
  • SGS 食品への意図的な異物混入防御のための物理的対応基準(SGS-C-PPIC)認証スキーム

 

 対象施設 

  • 食品の製造加工
  • 食品に直接接触する容器包装の製造加工
  • 食品に直接接触する食器及び喫食のための道具の製造加工

 

 評価クラス 
評価クラスは、組織が求めるセキュリティのクラスに応じて、以下よりご選択いただけます。

  • シルバー: 標準的な物理的セキュリティクラス
  • ゴールド: 標準的な物理的セキュリティクラスに本基準記載の要求事項(G)を追加した、食品防御を意識した物理的セキュリティクラス
  • プラチナ: 標準的な物理的セキュリティクラスに本基準記載の要求事項(G)及び(P)を追加した、食品防御対策を一定以上取り入れた物理的セキュリティクラス

「SGS 食品への意図的な異物混入防御のための物理的対応評価サービス」を受けるメリット

  • 食品防御に対する対外的な説明責任を果たすことができる。
  • 施設における意図的な異物混入の抑止効果が期待できる。
  • 食品安全マネジメントシステムにおける食品防御の要求事項に対し、物理的な側面からの対策が具体的に定着する。
  • マネジメントシステムとの併用により、従業員の食品防御への意識が向上する。
  • 従業員の方々による自社施設に対する誇りと自信から、モラルの向上が期待できる。
  • 取引先からの信頼性が向上する。
  • ブランドイメージが向上する。
  • 他社との差別化が期待できる。

SGSを選ぶメリット

SGSでは農場から小売りまでのサプライチェーンに対して様々な審査・監査を実施しています。
一次産業、食品製造、食品包装材製造、ホテル・ケータリング、飼料製造、輸送・保管等のカテゴリにおける業界トップクラスの審査実績と経験により、効果的な審査サービスの提供が可能です。

SGS 食品への意図的な異物混入防御のための物理的対応評価サービスのプロセス

 STEP 1  見積り依頼
見積依頼書をご提出いただきます。
 STEP 2  見積書の受領・申請書のご提出
正式なご契約となります。
 STEP 3  書面評価
「監視カメラシステム」「出入管理システム」「機械警備システム」の図面や仕様書、
セキュリティ管理規定等を確認します。
 STEP 4  現地評価
図面に基づいセキュリティたシステムが構築されているかを現地で確認します。
 STEP 5  フォローアップ審査
現地評価で不適合が指摘された場合は、フォローアップ評価を実施します。
 STEP 6  評価登録証の発行
  評価終了後に評価登録証を発行します。
※評価登録証は1年間有効です。

関連サービス

お問い合わせ

SGSジャパン株式会社
ビジネス アシュアランス
食品認証部
TEL:050-1780-7874