日本向け 海外で製造された液体危険物タンクの水張・水圧検査

海外メーカなどでユニットに組み込まれた状態で輸入される液体危険物タンクについては、危険物の規制に関する政令(昭和34年政令第306号。以下「危政令」という。)第9条第1項第20号(危政令第19条第1項において準用する場合を含む。以下同じ)の水張試験または水圧試験と同等以上の試験を、SGSにて行うことが可能です。
ユニットの一部である液体危険物タンクについては、水張試験または水圧試験を実施するためには、下記プロセスが必要となり、

  • 当該ユニットから液体危険物タンクを取りはずす
  • 塗装を剥がすなどの処理を行った後に試験を実施する
  • 試験実施後は当該タンクを再度ユニットとして組み上げる

 

再度、組み上げる際に、損傷を与える可能性がある等安全性を損なうおそれがあると考えられるため、メーカから出荷前に第三者検査会社により水張試験・水圧試験、目視検査により確認される必要があります。
管轄省庁である総務省消防庁において、SGSは海外の公正かつ中立な検査機関は、危政令第9条第1項第20号の水張試験または水圧試験と同等以上の試験を適性にかつ確実に実施するために必要な技術的能力及び経理的基礎を有している検査会社のひとつとして認識されています。

SGSを選ぶメリット

総務省消防庁より、海外の公正かつ中立な検査機関のひとつとして紹介されています。

サービスご利用の流れ

(サービスの流れ)

 STEP 1  お客さまよりお問い合わせ内容受領(お問い合わせシート記載)
 
 STEP 2  お問い合わせ内容確認
 
 STEP 3  SGS現地オフィス担当者へ実施内容の通知
 
 STEP 4  試験日程の確認
 
 STEP 5  お見積書提出
 
 STEP 6  契約締結
 
 STEP 7  お客さまより検査関連書類・情報の送付
(タンク図面・検査要領書・メーカー担当者連絡先、検査報告書仕様確認など)
 
 STEP 8  日程調整後、検査員派遣
 
 STEP 9  検査訪問後、検査報告書を電子ファイルにて提出

よくあるご質問

Q.  検査申請書はいつまでに提出すればよいですか?
A.  ご希望の検査日の3営業日前までにご提出をお願いします。
   弊社の検査員手配 準備次第では、早く現場に対応することが可能です。

 

Q.  検査時間はどのぐらい掛かりますか?
A.  台数や現場の状況にもよりますが、通常1時間程度です。

 

Q.  検査証明書に有効期限はありますか?
A.  特にありませんが、できるだけ出荷直前に検査を受けていただくことをお勧めします。

 

Q.  検査証明書の発行まではどのくらいお時間掛かりますか?
A.  現場検査完了後、2~3日以内に検査証ドラフトをご準備します。

 STEP 1  検査終了後 → 検査合否判定通知のご連絡
 
 STEP 2  証明書ドラフト作成後(Eメールにて)→ ご確認 (訂正箇所がある場合)
 
 STEP 3  証明書内容の訂正後(Eメールにて)、ご確認(変更がない場合)
 
 STEP 4  オリジナル証明書発行&送付 → 受領後 → SGS証明書を銀行に提出

 

Q.  検査場所が 1日に2か所に分かれる場合、検査費用はどうなりますか?
A.  2件分の検査費用が必要になります。

 

Q.  検査場所が 1日に同じ場所にてオーダーが2件ある場合、検査費用はどうなりますか?
A.  2件分の検査費用が必要になります。

 

Q.  稼働試験は必ず必要ですか?
A. はい、必要になりますので、予め正常に稼働できる状態でご準備ください。

 

Q.  検査キャンセルの場合の連絡
A. 検査日の前営業日 12:00までにご連絡ください。

 

参考情報(外部リンク)

お問い合わせ

SGSジャパン株式会社
産業サービス部
TEL:050-1780-7887