環境・社会性データの第三者検証サービス(ESGデータ検証)

気候変動だけでなく、資源循環や水資源、人権・労働、安全衛生などを含むESG情報の開示ニーズが高まっており、統合報告書やサステナビリティレポート、各種ESG評価への対応において、非財務データの信頼性確保がこれまで以上に重視されています。

 

SGSジャパンでは、企業のサステナビリティ情報開示を支援するため、環境データ(エネルギー使用量、廃棄物、水など)および社会性データを対象とした第三者検証サービスを提供しています。
報告された各データについて、完全性、一貫性、透明性、正確性の観点から妥当性確認審査または検証を行い、その結果に基づいて意見表明を行います。
検証基準としては、ISAE 3000(過去財務情報の監査およびレビュー業務以外の保証業務に関する包括的な基準)などを用い、企業が採用する報告フレームワークやガイドラインに合わせて柔軟に対応します。

これにより、ESG評価機関や投資家、取引先などに対して、開示された環境・社会性データの信頼性を客観的に示すことが可能となります。

環境・社会性データについて第三者検証/保証を受けるメリット

  • 非財務データの正確性・一貫性の確保
    エネルギー使用量、廃棄物、水使用量、人員・労働安全などのデータについて、集計方法や定義のばらつき、入力ミス等を第三者の視点で確認することで、報告値の正確性と期間・拠点間の一貫性を高めることができます。

     

  • ESG開示・評価に対する信頼性の向上
    統合報告書やサステナビリティレポート、ESG評価機関向けアンケート等において、「第三者検証済の環境・社会性データ」として提示できるため、投資家や評価機関、取引先に対して、開示情報の信頼性と説明可能性を客観的に示すことができます。

SGSを選ぶメリット

SGSジャパンは、環境データ(エネルギー、廃棄物、水など)や社会性データを含む非財務情報の第三者検証で実績を有し、ISAE 3000などの保証業務基準に基づく検証を通じて、統合報告書やサステナビリティレポートに開示されるデータの信頼性向上を支援しています。
企業が採用する報告フレームワークやガイドラインに合わせて、指標の定義や集計方法の妥当性を独立した立場から確認します。
また、各種マネジメントシステムの審査資格や現場での審査経験を持つ検証員が在籍しており、文書上の数値だけでなく、その裏付けとなる運用プロセスやデータ管理の実態も踏まえた観点から検証を行うことができます。

このような専門性により、上場企業を中心とした多くの企業から、ESG情報開示の信頼性確保に関するパートナーとして選ばれています。

環境・社会性データの第三者検証(ESGデータ検証)のプロセス

 STEP 1  見積り依頼
見積依頼書をご提出いただきます。
 STEP 2  見積書の受領・申請書のご提出
正式なご契約となります。
 STEP 3  検証スケジュールの調整
検証項目ごとに検証スケジュールを調整します。
 STEP 4  事前資料のご提出
関連する資料を確認し、検証計画書を作成します。
 STEP 5  検証の実施
現地訪問(事務局サイトを含む)や分析的手続き等の検証を実施し、報告書を作成します。
 STEP 6  意見書・保証書の発行
  検証終了後、社内レビューを経て意見書・保証書を発行します。

よくあるご質問

Q.  提出する資料はどのようなものがありますか?
A.  検証対象の集計データ等をご提出いただきます。検証対象によって必要な資料が異なりますので、担当検証員が事前にご案内します。

お客様の声

  • 不明確や不適切な部分について、適切にご指摘いただいた。
  • 例年、事前準備や弊社を取り巻く環境変化を鑑みて、検証に限らず多様な視点でご確認いただき、大変満足しております。
  • スムーズに検証作業を進めていただいた。

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