文具試験
SGSでは国内外の様々な規格・基準に基づいて、文具全般の化学的、物理的安全性等の試験を実施しています。文具向け、海外で様々な規格・基準があり、お客様の目的に応じたサービスを提案します。
主な対象文具並びにサービス
- 筆記具:耐久性、寿命診断、防水、対大気(低気圧)、落下抵抗等
- 粘着テープ:厚さ測定、臭気、引張強度及び伸び、接着強度等
- 紙: 構造確認、 パターン精度、引張強度、破裂強度、引き裂き強度、水分含有量等
- 補正ペン:乾燥時間、光沢等
- 接着剤:密度、粘度、灰含有量、引火点、乾燥時間、接着強度等
- はさみ/カッター:切削力、金属硬度、耐食性等
- 定規: 直線性、精度等
文具対象の米国法規
こちらでは米国向けで代表的な法規をご紹介します。SGSではこれらの法規に基づいた、材料評価サービスも実施しています。
有害美術材料表示法(LHAMA)
Labeling of Hazardous Art Materials Act (LHAMA)は、米国の消費者製品安全委員会が制定した法律です。連邦法では、米国のすべての年齢の消費者に販売するために提供される画材に、各製品の完全な製剤の毒物学的審査を受けて、製品の慢性的な健康への悪影響をもたらす可能性を判断し、画材に適切なラベルを付けることを義務付けています。
主な該当製品としてはペイント/クレヨン/色鉛筆/糊/手工用粘土が挙げられます。
この法律に基づき、下記に該当する文具を米国で販売するには、公的機関による毒性リスクアセスメントを実施する必要があります 。
有害物質規制法(TSCA)
Toxic Substances Control Act (TSCA)は、環境保護庁(EPA)が所管する有害な化学物質が人の健康や環境に及ぼすリスクを防止することを目的として制定された法律です。
対象としては、米国にて製造、加工、輸入される化学物質、混合物または化学物質、混合物を含有する物品となります。文具では接着材等がこの範囲内に含まれます。
SGSを選ぶメリット
SGSグループは、世界最大級の第三者検査・検証・試験・認証機関として、トップクラスの経験・実績・品質に基づいたサービスを提供しています。
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