よくあるご質問

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 分析に関するお問合せ 

Q.  分析料金はどのくらいかかりますか?

A.  分析料金は分析項目、特殊前処理・加工費の有無、追加報告書費用などによって変わります。ご希望であれば見積もりをお送りいたします。
 

Q.  納期はどれくらいですか?特急対応は可能ですか?

A.  ご依頼内容によって変わるため、都度お問い合わせください。特急対応についてはラボ状況によるため、必ず事前にご確認をお願いいたします。(可能な場合は追加料金が発生いたします。)
 

Q.  RoHS指令対象物質以外でも分析は可能ですか?

A.  可能です。 弊社では、様々な物質の分析を承っております。各国法規制対象化学物質・各社グリーン調達ガイドラインの管理物質・各業界規制化学物質など、数多くの分析が可能です。例えば、REACH SVHC候補物質, Halogen (Cl, Br, F, I), リン、アンチモン、PFOS/PFOA, フマル酸ジメチル(DMF), フタル酸エステル、PAHs、特定ベンゾトリアゾールなどです。また、XRF, FT-IR, TOF-SIMSなどを使った故障解析的な相談分析もお受けしております。分析の可否をお問い合わせください。
 

Q.  分析法はRoHS指令に適合していますか?

A.  RoHS指令の分析方法は2008年12月にIEC62321というガイドラインが発効され、2013年に改訂されました。当ラボのセンター長がIEC111 WG3に参加しており、最新版に準じた分析を提供しています。
 

Q.  ISO17025は取得していますか?

A.  取得しています。詳細はこちらからご確認願います。認定範囲については都度更新されますので、お問い合わせください。
 

Q.  分析の進め方について相談に乗ってもらえますか?

A.  承ります。背景、目的、対象サンプル情報などを伺い、適切な方法を提案します。
 

Q.  前処理料金とはどのようなものですか?

A.  特殊なサンプルにかかる前処理の料金です。 酸分解を行う重金属元素分析について、Si(ケイ素)、Ti(チタン)等を含むサンプルはフッ化水素酸を使用して完全溶解を目指します。測定項目としてSi, Tiなどを分析する場合も同様です。この酸を使用する時の特殊器具類の費用としていただいております。また、ICチップ等の複合部材はサンプルを均一化する必要があります。このときに使用する凍結粉砕も特殊前処理費を加算しています。それ以外に通常の工具ではカッティングが困難なサンプルには、加工費がかかることがあります

 分析サンプルに関するお問合せ 

Q.  サンプル量はどのくらい必要ですか?また大変重い(10kg)サンプルですが、大丈夫でしょうか?

A.  分析項目により異なります。通常であれば必要量は数g~数10gですが、項目によっては面積あたりでご用意いただくことがあります。また、過量の送付は廃棄処理の問題がありますのでご配慮願います。 あまりに大量なサンプルを送付いただいた場合、お客様にご返却させていただくことがあります。(着払いでお願いしています。)
 

Q.  サンプルはどのように送ればよいですか?

A.  宅配便にて横浜のラボまでお送りください。その際、所定の依頼表を同封願います。午前着を指定していただくと、分析がスムーズに進められます。事前にご連絡をいただけましたら、ラボまで直接お持込いただくことも可能です。
 

Q.  複数の部材で構成されているサンプルの分析は可能ですか?

A.  RoHSでは機械的に分離ができない状態(均一材料)での分析となります。複数の部材をまとめて分析することは、信頼性確保の観点から行っておりません。このような複合部材は可能な限り分割して、別々で分析しています。微小な(たとえば5mm以下)部品につきましては、1サンプルとして分析することもあります。事前に画像などをお送りいただければ確認いたします。
 

Q.  分析に使った残りのサンプルを返却して欲しいのですが?

A.  分析終了後、サンプルが残りましたら、ご希望により返却しております。その旨をサンプル依頼表の特記事項に記入ください。 ただし着払いとなります。
 

Q. PETフィルムの分析をお願いしたいのですが、サンプル名を「PETフィルム」にできますか?

A. ISO17025の要求事項にもありますが、分析したサンプルが特定できるような、具体的な名称をお願いしています。
商品記号・番号、Lot番号、図面番号、材質、用途などを加えていただいています。
(例)
・PETフィルム NY28-4 Lot.No.12345
・ABC社製 PETフィルムSS type


Q.  依頼表にあるサンプルの材質についてはどの程度の内容を書けば良いのですか?

A.  サンプル材質については分析を進める上での参考とすること、また安全性確保のため詳細をお知らせください。特に液体・ペースト状のサンプルはMSDSご提出をお願いしています。
(例)
・エポキシ樹脂 TiO2 3% 臭素系難燃剤(PBB/PBDEでない)10%
・ポリイミド60% 三酸化アンチモン5% SiO2 5% その他Cu
・銅線、PVC樹脂、シャフト:黄銅、内部:アルミナ、0.2%Ag-Cu, Si,ポリイミド

 レポートに関するお問合せ 

Q.  SGSのテストレポートには有効期限というものはあるのでしょうか?

A.  あくまで分析レポートとしての位置づけであり、有効期限は設定しておりません。ただし、最終ユーザーの管理方針として「一年に一回測定した方がよい」のような、期限を設けている場合もございます。ご要求元に確認することをお勧めいたします。
 

Q.  既に正式発行されたテストレポートをもう一枚追加で欲しいのですが?(料金が発生してもいいです)

A.  大変申し訳ございませんがお受けしておりません。「1テストに1テストレポート」としており、何部もテストレポートを正式発行することは致しておりません。複数のユーザー様にご提出される場合は、コピーをするなどして対応していただきたいと思います。また、電子署名付き報告書(PDF)は弊社発行の正式レポートとして取扱いいただけます。

 その他 

Q.  営業時間を教えてください。

A.  営業時間は9:00~17:00(土日、祝日、年末年始の休日を除く)となります。年末年始の予定についてはお問い合わせください。
 

Q.  秘密保持はどのようになっていますか?

A.  受託内容は一切を秘密扱いとし、秘密保持には細心の注意を払います。分析機関の品質マネジメントであるISO17025でも、顧客の機密情報及び所有権の保護を確実にするための方針及び手順を持つことが要求されています。ご希望があれば秘密保持契約などを締結させていただきます。
 

Q.  SGSのレポートを安く提供するという業者とSGSジャパンは関係あるのですか?

A.  当社とはまったく関係ございません。日本において、SGSの代理店は存在しておりません。このような業者は、分析装置などを保有せずに、単なる検体の転送サービスとして行っている場合が多いようで、複雑な分析試験では結果に関しての説明 対応も不十分、不明確な様に聞いております。 こうした業者に比べて、当ラボは分析経験豊富な専門スタッフが懇切丁寧に対応しているので、お客様のご依頼の意図を細かく汲み取ることができます。また当社内にはIEC(国際電気標準会議)の国内委員もおり、最新の海外規格動向や分析方法にも広く精通しております。安心してなんなりとお申し付けください。