PFAS分析の新手法を開発 、熱分解GC/MSによる包括的分析を「MATERIAL STAGE」6月号にて紹介

2025年06月10日

SGSジャパン株式会社は、技術情報協会が発行する専門技術誌『MATERIAL STAGE(マテリアルステージ)』2025年6月号にて、「熱分解GC/MSを用いたPFAS包括的分析」に関する最新の研究成果を発表しました。

 


PFAS(有機フッ素化合物)の包括的な管理は非常に難しく、現在は燃焼イオンクロマトグラフィーによる総フッ素量の測定が提案されています。しかしこの方法では、PFAS以外の無機フッ素も一緒に測定されてしまうという課題がありました。
今回SGSジャパンでは、この課題を解決するために、熱分解GC/MS(ガスクロマトグラフ質量分析)を用いた新たな分析手法を開発し、昨年9月に日本分析化学会第73年会で発表しました(学会での発表内容に関するニュースはこちら)。この手法は、PFAS特有の構造に着目することで、無機由来のフッ素を除外し、総PFAS量を分析することができます。

 

当社記事の詳細および記事を掲載した『MATERIAL STAGE(マテリアルステージ)』につきましては、技術情報協会のウェブサイトをご参照ください。