米連邦通信委員会(FCC)が試験・認証活動の相互主義ルールを採択

NEW2026年10月30日

2028年12月1日以降、FCC機器認証を支える活動を米国または相互承認圏内に限定

米連邦通信委員会(FCC)は、2026年10月29日のOpen Commission Meetingにおいて、ET Docket No. 24-136に関するThird Report and OrderおよびThird Further Notice of Proposed Rulemaking(FCC 26-73)を採択しました。今回の措置は、FCCの機器認証制度における試験・認証体制について、相互主義の観点から実施地域を見直すものです。 

 

具体的には、FCCが認識する試験機関(Test Labs)を、米国内、または米国の試験機関に相互承認を提供する国・地域(Reciprocal Economies)に所在する機関に限定するルールが採択されました。さらに、2028年12月1日以降は、FCC機器認証の根拠となる実質的な試験、製品認証、および試験所・認証機関に関する認定活動についても、米国またはReciprocal Economyで実施することが求められます。 

 

FCCは、この措置により、機器認証プログラムの完全性、セキュリティおよび強靱性を高めるとともに、相互主義に基づく公正な取扱いを確保すると説明しています。一方で、メーカーや関係機関が新たな要件に対応できるよう、2028年12月1日まで一律の移行期間が設けられています。この期間は、メーカーが代替試験機関を確保し、米国および相互承認国・地域における試験能力を拡大するための準備期間とされています。 

 

また、同時に採択されたThird FNPRMでは、FCC機器認証制度の完全性をさらに向上させるための追加措置について新たに意見を募集しています。詳細な適用条件、既存認識の取扱い、Reciprocal Economyの範囲については、FCCが公開する最終規則本文を確認する必要があります。また、Third FNPRMのコメント期限および返信コメント期限は、Federal Registerへの掲載後に確定します。 

 

本案件の採択は、FCCのNews Release、2026年10月29日付Daily Digest、およびOctober 2026 Open Commission Meetingの議題ページで確認できます。なお、現時点でFCC案件ページに掲載されている詳細文書は2026年10月8日付のPublic Draftであり、最終採択本文ではない旨が明記されています。 

今回の主なポイント

  • 対象:FCC認識Test Labs、Telecommunications Certification Bodies(TCBs)、試験所認定機関、および機器認証の根拠となる実質的な試験・認証・認定活動
  • 地域要件:米国またはReciprocal Economyでの実施
  • 移行期限:2028年12月1日
  • 今後:Third FNPRMに基づき、追加的な制度完全性向上策について意見募集
  • 留意点:測定方法や個別試験項目の変更は、今回確認したNews Release等では示されていません。

 

▼詳細は、以下のFCC公式資料をご確認ください▼

 

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