食品衛生法に関する改正について 2026年6月施行 合成樹脂製容器の新規格
NEW2025年11月05日
①合成樹脂製容器の新規格 総溶出物試験の導入(2026年6月1日施行)
- 従来の「過マンガン酸カリウム消費量試験」に代わり、より網羅的な有機物管理を目的とした「総溶出物試験」が新設されます。
- 対象は「個別規格が設定されていない合成樹脂製の器具・容器包装」に限定されます。
今後想定される対応
- 使用している材料が個別規格か一般規格かを確認する必要があります。
- 試験方法も変更されるため、新しい試験法への対応準備が必要です。
- 製品の安全性証明書や試験結果の更新も推奨されます。
②2018 年6 月改正の食品衛生法で日本に導入されたポジティブリスト制度に関し、5 年間の経過措置期間を経て完全施行となりました。
ポジティブリスト制度の完全施行(2025年6月1日より)
2025年5月31日をもって経過措置が終了し、安全性評価済みの物質のみ使用可能となります。
SGSでは改正に対応した新サービスを実施しています
ポジテイブリストのアセスメントサービス: 素材情報を査定し適合性を確認
合成樹脂向け総溶出試験:使用素材が改正対象となるか否かの査定も可能
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