FCC スマート製品のサイバーセキュリティラベリングプログラム(ボランタリー)を策定
2024年06月05日
2024年3月14日、米国FCCより消費者向けのワイヤレスIoT製品向けに、サイバーセキュリティに関するラベリングプログラム(ボランタリー)を設けることを決定した旨の発表がありました。
このプログラムにより、強固なサイバーセキュリティ基準を満たす消費者向けスマート製品には、「U.S. Cyber Trust Mark」を含むラベルが表示されることになります。
ポイントは以下となります。
- U.S. Cyber Trust Markのロゴは、まず、同プログラムのサイバーセキュリティ基準を満たす消費者向けワイヤレスIoT製品に表示されます。
- このロゴにはQRコードが添付され、消費者はこれをスキャンすることで、製品のサポート期間、ソフトウェア・パッチ/セキュリティ・アップデートの自動更新のサポート状況など、セキュリティに関する情報を容易に確認することができます。
- このボランタリープログラムは、FCCが監督を行い、承認された第三者機関であるラベル管理者が製品申請の評価、ラベルの使用許可、消費者教育などの活動を管理するという、官民協力のもとに実施されます。
- 適合試験は認定ラボが担当します。
- 対象となる製品の例としては、ホームセキュリティカメラ、音声機能付きショッピング機器、インターネットに接続された家電製品、フィットネストラッカー、ガレージドアオープナー、ベビーモニターなどが挙げられます。
[SGSのサービス]
SGSはサイバーセキュリティと無線試験の分野で、製造業者への包括的なサービスを提供します。これには以下のサービスが含まれます。
サイバーセキュリティ試験: 豊富な知識と経験を持つ、SGS Brightsight、および国内提携ラボと協力し、製品に必要な試験を実施します。
技術サポート: 試験の準備から許認可まで、それぞれの立場で必要となる取り組みについてサポートを提供します。
トレーニング: 要求事項だけではなく、必要な試験、機材の準備など、必要なすべてについてのトレーニングを提供します。
継続的なサポートとアップデート: サイバーセキュリティ環境の変化に対応するための継続的なサポートと最新情報の提供を行います。
これらのサービスを通じて、SGSは製造業者がFCCの新しい取り組みに対して、製品のサイバーセキュリティと消費者の保護を強化することを支援します。
本件に関する問合せ先:
SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity Wireless
TEL:050-1780-7880
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