SGSジャパン ITAニュースレター 10月号ハイライト！

現在、弊社のITA (International Type Approval, 海外認証)サービスを多くご利用いただいている皆様に、毎月、最新の海外無線認証動向をITAニュースレターとしてお送りしております。

本ニュースでは、毎月そのハイライトをお届けします。

新しい技術や国際状況の変化に合わせて、日々、更新されている無線認証の状況をお届けしますので

まずはハイライトをご確認いただき、より詳細な情報が必要でしたら是非お気軽にお問い合わせください。

新しいEESSプラットフォーム

新しい登録機能を備えた EESS プラットフォームは、2024年10月14日から利用可能になります。

OFCA が2.4 GHz および 5 GHz 規格を更新

香港通信管理局（OFCA）は、HKCA 1039 第7版をリリースしました。主な変更点は次のとおりです。

OFCA が新しい SAR 基準を発表

OFCAは人間に近接した距離 (最大 20 cm) で動作する無線デバイスの SAR 要件を規定するHKCA 1084

第１版 (新規格)をリリースしました。

OFCAが無線機器の放射線安全に関する新規格の適合日を発表

OFCAは HKCA 2001 第15版を発行し、2026 年1月1日より HKCA 1084: 無線デバイスの放射線安全性に関する適合仕様に準拠する必要があることを発表しました。

いくつかの製品カテゴリがISI スキームで規制

インド政府は、十字穴付きネジ、家庭用、商業用または類似の用途を目的とした電気機器、および手工具がISI認証制度の下で規制されると発表しました。公布日（2024年9月17日）から6か月後に施行されます。

DoTがライセンスおよびETAプロセスに関する覚書を発表

インド電気通信省（DoT）は、2024年9月9日に、ライセンスおよび機器型式認証（ETA）プロセスに関する新しい覚書（R-11017/01/2018-PP（パート1））を発表しました。主な変更点は次のとおりです。

1. 放射モードで動作するデバイスライセンス発行スケジュールの調整
2. ETA 保有者の責任の変更

ヨルダンTRCが型式認証手順を更新

電気通信規制委員会（TRC) は、22024年9月15日に発効する型式認証の取得手順を更新する決定番号2024/19-7 を発表しました。主な変更点は次のとおりです。

• 認証書の有効期限が「3年」から「1年」に変更
• ラベル要件が変更
• 免除機器が変更

NCCが型式認証ガイドラインを更新

ナイジェリア通信委員会 (NCC) は、更新された型式認証ガイドラインを発表しました。主な変更点は次のとおりです。

• 規制名が変更
• 暫定認証手続きの適用範囲が変更
• 新しいラベルのデザインと要件

SyTRAはWi-Fi 6Eの使用を許可

シリア電気通信規制局 ( SyTRA ) は、技術要件を満たす5,925 - 6,425 MHz 周波数帯域での Wi-Fi 6E テクノロジーの使用を許可しました。­

SASOが電気通信技術規制を発表

サウジアラビア規格、計量、品質機構（SASO）は、2024年8月16日に通信および情報技術機器に関する技術規制を発表しました。この規制は、以下の規制とともに、2025年2月16日に発効します。

• 安全要件
• EMC要件
• RFおよび比吸収率要件（SAR）

MoIAT がECAS ロゴの規制案を発表

工業、先端技術省（MoIAT）はECASロゴの規制案を発表しました。具体的な実施スケジュールはまだ発表されていません。

MICは2Gネットワークの停止を2024年10月に延期

情報通信部（MIC）は2024年9月13日に通達第10/2024/TT-BTTTT号を発表し、1,710-1,785MHz、1,805-1,880MHz、880-915MHz、925-960MHzの周波数帯域を使用するGSMモバイル通信システムが、2Gのみをサポートする端末デバイスに対して、2024年9月16日からサービスの提供を停止することを発表しました。

MICは、翌日直ちにこの停止を2024年10月15日まで延期しました。

IP監視カメラは2026年からMIC型式認証が必要

MICは、2024年8月23日に、インターネットプロトコル（IP）を使用した監視カメラの基本的な情報セキュリティ要件に関する国家技術規制に関する通達案を発表しました。

CRAは 3Gモバイルサービスの終了を発表

カタールコミュニケーション規制当局（CRA）は、2025年12月31日をもって第3世代（3G）モバイルサービスを終了することを決定しました。

電気通信機器の認証と管理の改善に関するNCC会議議事録

2024年8月19日に発効した、完全なモジュールプラットフォームの認証申請プロセスに導入された、機器の外観写真、ビデオファイル、宣誓供述書の提供という新しい要件に関して、NCCは宣誓供述書の要件を追って通知があるまで停止すると発表しました。

FCCが5GHz帯域でのドローン運用に関するレポートおよび命令を発表

2024年8月29日に発行されたこのレポートおよび命令（R&O）は、5,030-5,091MHz帯域での無人航空機システム（UAS）、いわゆるドローンの運用に関する新たな第88部に基づいた枠組みを確立します。

ISEDがRSS-216 第3版 – ワイヤレス電力伝送デバイスを発表

ISEDは、2024年9月3日に「RSS-216 第3版 – ワイヤレス電力伝送デバイス」を発表し、発表日より施行しました。この規格の発行から1年間において移行期間が設けられており、この期間中は「RSS-216 第2版」または「第3版」のどちらでも準拠することが認められます。主な変更点は以下の通りです。

• 電気自動車向けのワイヤレス電力伝送（WPT）システムの最大分離距離の変更
• 最大動作周波数の引き上げ、1 GHz以上の放射エミッションの制限追加
• 医療機器が人体に埋め込まれたり装着された状態でも動作可能なWPTデバイスに対する具体的な要件追加
• ANSI C63.30-2021を採用（一部変更あり）
  など

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