[速報] 2024年10月10日 サイバーレジリエンス法：欧州理事会、デジタル製品に対するセキュリティ要件に関する新法を採択
2024年10月15日
欧州理事会は2024年10月10日、「サイバーレジリエンス法（Cyber Resilience Act）」を承認し、デジタル製品の安全性要件に関する新たな法律を採択しました。
この新法では、EU加盟国における異なる法律による重複した要件を回避するため、ハードウェアおよびソフトウェア製品の設計、開発、生産、市場への流通に関して、EU全域にわたるサイバーセキュリティ要件が導入されます。
適用製品としては、他のデバイスまたはネットワークに直接または間接的に接続するすべての製品が対象となります。ただし、医療機器、航空製品、自動車など、サイバーセキュリティ要件がすでに既存のEU規則で定められている製品については、いくつかの例外があります。
今後の予定
本日の採択後、欧州理事会議長および欧州議会議長により法案が署名され、今後数週間のうちにEU官報(OJ)に公布される予定です。新法は公布から20日後に発効し、一部の規定は発効から36か月後に適用されますが、それより早い段階で適用される規定もあります。
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