[速報] 就航船・ヨットも対象に ― IACSが新たなサイバーセキュリティ勧告「IACS REC 194」を発行
NEW2026年02月13日
国際船級協会連合(IACS)はこのほど、就航船やヨットを含む船舶を対象とした新たなサイバーセキュリティ勧告 IACS Recommendation No.194(REC 194) を発行しました。
新造船(2024年7月1日以降に建造契約された船舶) については、IACS UR E26 / E27 が既に適用され、船上システムおよび機器のサイバーレジリエンス確保が求められています。一方で、建造年にかかわらず、全ての商業運航船では各種デジタルシステムやソフトウェアが広く搭載されており、既存船においてもサイバーリスクへの対応が重要な課題となっています。
こうした背景を踏まえ、UR E26/E27の適用対象外であった船舶について、より広範な船舶を対象とする指針としてREC 194が策定されました。
特に、これまで適用対象外であった総トン数100以上のヨットをはじめとする小型船舶についても、
- 多様なデジタルシステムやネットワークを搭載していること
- 沿岸域で運用されることが多く、ネットワーク接続性が高いこと
- 常時接続環境にあることで、外洋航行船よりもサイバー脅威の影響を受けやすい可能性があること
といった点を踏まえ、今回の勧告の対象に含められています。
REC 194では、これらの船舶に対して推奨されるサイバーセキュリティ対策として、技術的管理策および運用・手順面の管理策が示されています。
また、当該勧告においてはOTシステムとITシステムの分離が推奨されています。
当社では、IACS REC 194に加え、UR E26 / E27や各船級規則への適合支援など、包括的な船舶サイバーセキュリティサービスを提供しております。さらに、就航船に対しては運航に影響を与えない形での脆弱性スキャン等の評価試験も実施可能です。
まずはお気軽にお問合せください。
(参考リンク)
https://sgsjapan-portal.jp/info_detail.php?id=291
https://iacs.org.uk/resolutions/recommendations/181-200
