SGS FIMKO、REDサイバーセキュリティ要件 3.3(d), 3.3(e), 3.3(f)への対応を正式に発表

2023年12月20日

ご存知の通り、RED(Radio Equipment Directive/無線機器指令)のサイバーセキュリティ要件である3.3(d), 3.3(e), 3.3(f)は、2025年8月1日に義務化が予定されています。
この期日は、当初の2024年8月1日から1年延期されました。
現在、CENELECでは2024年6月30日の整合規格(Harmonized Standard)発行を目指し、作業が進行中です。
整合規格を使用したModule Aではなく、Module Bを使って適合性評価を行う場合、NB (Notified Body)が対応するスコープを持っているか否かが重要な要素となります。

prEN 18031-x、もしくはEN 303 645など、整合規格以外で試験した結果をもとに適合性評価を行うのであれば、利用するNBが適切なスコープを持っているか事前に確認することをお勧めします。


私たちSGSグループのNBであるSGS FIMKOは、認可の範囲を正式に3.3(d), 3.3(e), 3.3(f)まで拡張しました。
これにより、SGS Brightsightを使った試験からSGS FIMKOでの認可まで、皆様に安心してサービスをご利用いただけます。

[NBが対応しているRED サイバーセキュリティに関するスコープの確認の仕方]

  1. European CommissionのSMCS (Single Market Compliance Space)を開く
    https://webgate.ec.europa.eu/single-market-compliance-space/#/home
  2. Notified bodies (NANDO) のリンクをクリック
    https://webgate.ec.europa.eu/single-market-compliance-space/#/notified-bodies
  3. 法規観点での検索ページへのリンクである「Search by legislation」 をクリック
    https://webgate.ec.europa.eu/single-market-compliance-space/#/notified-bodies/by-legislation
  4. Legislation status のプルダウンリストから「Active」を選択
  5. 右側の一覧から「2014/53/EU Radio equipment」をクリック
  6. Procedure / article or annexのプルダウンリストから「Module B / Article 17 and Annex III」を選択
  7. Productsのプルダウンリストから「Article 3.3.d」を選択 (製品の用途に応じて3.3.e, 3.3.f も可)
  8. Refine results ボタンを押すと、3.3.dに対応しているNBが表示

 

*弊社NBであるSGS FIMKOが対応可能な全スコープを確認したい場合は、SGS FIMKO OYをクリックしていただけると対応規格の一覧が表示されます。
  REDで確認される場合は、2014/53/EU Radio equipmentをクリックしていただけると、同様に対応スコープが確認可能です。

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お問い合わせ

本件に関する問合せ先:
SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity Wireless
TEL:050-1780-7880
または本ウェブサイト上のお問い合わせフォームhttps://sgsjapan-portal.jp/inquiry.phpよりご連絡ください。